九州・長崎県伝統工芸品の刃物通販|包丁、農具の製造・島原市 鍛冶屋「吉光」
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長崎県伝統工芸品「長崎手打刃物」

長崎県指定伝統工芸品「長崎手打刃物」
長崎県伝統工芸品「長崎手打刃物」と「包丁の製作工程」をご紹介します。

長崎県の伝統的工芸品「長崎手打刃物」の極意は、「真っ赤に焼いて、打つ」です。
刃物つくりは、まず切れる刃の部分となる硬い鉄鋼鉄を柔らかい鉄軟鉄に挟む「荒打ち」から始まります。2種類の鉄をうまく合せ、切れ味がよく、安全で研ぎやすい刃物が生まれるのです。
長崎県の刃物生産地は、大村市松原、三和町蚊焼、島原市などに点在していますが、共通することは、焼き入れに適した良質の水と土です。

鍛冶屋「吉光」のある島原市は古くから「水の都」と呼ばれており、雲仙山系に涵養された水が市内随所から湧出しています。環境庁の「全国名水百選」にも選ばれ、「水と共生」の町です。
長崎県の手打刃物つくりの歴史は古く、刀の時代より始まったといわれています。島原市については、「天領」だった歴史や「島原藩には御用鍛冶があった」ことから古くから行われていたと推測されますが、記録がなく不明な点も多いようです。

吉光は、嘉永5年(1852年)、肥前の国深江村の馬所川部落にて「車鍛冶」として業を創しました。今なお、伝承の技術、藁灰を使用した鍛接法を、忠実に守り続けています。また、日本古来の「たたら製鉄法」で鉄を一から作る鍛冶屋は全国でも珍しいと思います。
有明海沿岸で砂鉄を集め、釜で溶かし、炭や藁を使い独特の製法で作られる希少な「玉鋼」。

日本刀と同じ「玉鋼」を使用した「吉光」の刃は、卓越した鋭い切れ味と、ねばり強く、しなやかな刃先を兼ね備えた逸品としても知られています。
また、手打刃物は、何度も修理して、刃がなくなるまで半永久的に使用でき、使い勝手がよいのが評判となっております。
カンカンと響く音、散る火花、そのすべてが手作業で鍛えられます。鉄を鍛える匠たち。名刀造り伝承の技が、現代に息づいております。

鍛冶屋・吉光の包丁が出来るまで

鍛冶屋・吉光の手打ち包丁ができるまでの製作工程をご紹介します。
包丁の製作工程は、大きく①鍛冶(かじ)②研ぎ ③銘切り ④柄付け ⑤検品 に分かれています。

①鍛冶

吉光の包丁製作工程
A・鍛造(たんぞう)
材料の鋼を約900度の炉で焼き、たたき、鍛えながら包丁の大まかな形を作ります。
ふたたび、加熱し、ゆっくりひやすことで炭化物の球状化た鍛造のストレスを除きます。

B・成型
プレスや切断機(押し切り)・グラインダーを使い、包丁の成型をします。

C・焼入れ
素材に応じた温度に加熱し、水や油で急冷することで、鋼材は硬くなり、切れる鋼(はがね)になります。
焼入れは難しく鍛冶職人の腕が問われる作業です。

D・焼き戻し
さらに150度から220度に再加熱し、鋼(はがね)に「ねばり」を付けます。

E・歪直し
焼入れでできた歪(ひずみ)をたがねでたたいてなおします。

②研ぎ

製作工程 研ぎ
A・荒研ぎ
研ぎ棒に固定し回転砥石により余分な部分を削り取り、厚みを整えていきます。

B・本研ぎ
研ぎで出た歪みをそのつど取り除きながら、研棒(とぎぼう)という冶具に取り付け、切れる状態に研ぎ上げていきます。

C・中研ぎ
全体の艶だし、バフ磨き、本砥磨きを行います。

D・霞ぼかし
砥石の粉を練ってゴム片に付け、切刃部分をこすって刃境(刃金と軟鉄の境目)をより浮き出させます。

E・仕上げ磨き
包丁の切れ味を良くします。
円形の布を重ねてミシンで縫ったバフで荒いものから順次磨き上げていき、最後にペーパーバフで仕上げをします。

③銘切り

吉光の銘切り工程
包丁の刃に、職人や販売店の名などを彫る「銘切り」。
使い手の皆様に品質を保証する役割を果たします。
タガネと呼ばれる先の尖った道具を使い、その頭を叩いて文字を彫り込みます。
タガネを当てる微妙な角度と叩く力加減が難しい技です。

④柄付け

中子(なかご)をバーナーで熱し、曲がり具合を調整しながら、柄尻(えじり)を木槌でたたいて焼き込んでいきます。
柄が抜けたり腐食防止のために一度柄を抜いて、接着剤で充填します。

⑤検品・箱詰め

刃の欠けなどを最終チェックし、出荷します。

長崎県島原市 鍛冶屋「吉光」は、日本刀のような包丁、伝承の「手打ち刃物」の技を駆使して、一丁一丁丹念につくり上げています。

鉄を鍛える匠たち。「親から子へ、また孫へ」と名刀造り伝承の技が、現代に息づいております。

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updated:2020/ 6/ 2
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